盗食。
2011年 03月 28日
台所下に「いりこ」の袋があることを、チェルシーは知っている。
「よしよし」のタイミングで1匹ずつあげていた「いりこ」。
昨日、昼寝から目が覚めて、台所にいくと、台所下の鍋入れの扉の方から、チェルシーが出てきた。
「鍋んとこ入って楽しかった?」なんて聞きながら、またベッドに戻ると、布団の中にチェルシーが潜り込んできた。
「・・・なんだかお前は、魚臭いねー。」
と思いながら、いつものキャットフードの匂いだろうと構わず寝た。
また起きて、“なんとなく”台所下の「いりこ」の袋が気になったので、見ると、無い。
明らかに、袋が無い。
「!?」
ガサガサ、探すと、棚の奥の方に、「いりこの頭」だけが、ごろごろごろっと散乱っ
「お、お前、魚臭いと思ったら・・・・・」
猫は頭がいいんだな、と腹立たしくも、感心した日曜の午後。
仕事場にやってきたチェルシーが、何故か仕事場の色々な扉に入っていく・・・・。
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夜は、たくさん、たーーーくさん登場人物がいすぎる会話に追いつきながら、その輪にいるのが心地よかったのでした。